Atsumaru Engineer's Blog

集客プラットフォーム事業を手がける株式会社あつまるのエンジニアブログです

【G検定】受検前に知っておきたい6つのこと

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株式会社あつまるの渡邊です。

私、2019年3月9日にG検定なるものを受けました。
15日には合否メールが届いて、結果は、、、、

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無事合格でした。

私自身、正直G検定についてはあまり知らずに受検したため、受検前はおろか受検中、受検後に初めて知ることも多く、いろいろと驚きました。
今回は主にこれからG検定を受ける方を対象に、「受検前に知っておきたい6つのこと」というテーマでブログを書きます。

と、その前に、「G検定ってなに?」という方に向けて、簡単に概要を記載します。

項目 説明 補足
テーマ ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する あくまで「知識を有するかどうか」!
開催頻度 年に3回くらい ちょうど良い頻度
開催場所 オンライン 自宅でも受検できるのが良い
受検料 12,960円(税込) 高いです
試験時間 120分 長いです
問題量 小問226問 多いです

詳しくは
一般社団法人 日本ディープラーニング協会 公式HP
をご覧ください。

では、さっそく本編スタート!

(其の一)超高い合格率

合否通知メールを見て知ったのですが、受検者総数は3,436名いたそうです。
その内、合格者が2,500名。

つまり、合格率約72.8%という、超広き門(笑)

受検者総数、合格者数については、合否通知メールに記載されていました。

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「合格者数 2,500名」というめちゃくちゃキリの良い数字なので、上位2,500名が合格とか、そういう感じ?

あくまで私の仮説ですが、G検定の目的は世の中に広く「人工知能」を知ってもらうことであり、人材を絞り込むことではないため、大判振る舞いで合格者を出しているのではないでしょうか?

(其の二)自分の点数が何点だったかは知らされない。

私たち一般の受検者にとって、試験結果についてわかるのは「受検者総数と合格者数」、そして「自分の合否」だけです。
自分の点数は何点だったのか、自分でも知ることはできません。

(其の一)と被りますが、これもおそらく検定本来の目的のためだと思われます。
と言いますのも、もし仮に自分の点数がわかった場合、いろんな人の情報を集めればおおよその合格ラインが見えてきます。
そうなると「G検定は〜点以上で合格できる」という点取りゲームと化し、本来の目的である「人工知能の認知拡大」が希薄化するからです。

私の完全なる主観ですが、合格ラインは正答率6割くらいかなーと。

(其の三)公式テキストに載っていない内容が出る。

検定中、一番面食らったのがこれです。
私は検定対策として、『ディープラーニングG検定 公式テキスト』を中心に勉強しました。
f:id:snoopy_no_sora:20190408130314j:plain 「公式テキストってことは教科書だよね?教科書以外からは問題でないでしょ!」と。

これが、見事に予想ハズレ。
公式テキストに載っていないこともバンバン出ました(笑)

「ビジネスの世界に教科書はねぇんだ!」ということをG検定から改めて教わりました。 これからG検定を受ける皆さんは、公式テキストだけでなく、各社の本や過去問(あるのかな?)も含めてやっておくことをオススメします。

(其の四)計算問題がある。

検定中に「お?」となりました。
穴埋めや正誤判定だけかなと思っていたら、計算問題がずばっと出てきて。
問題自体は簡単な微分と行列でしたが、心の準備をしておかないと「うっ」ってなりそう。

(其の五)検定はオンラインで受けられる。

これは良い面。
外の試験会場に移動することなく、オンライン上で受検できます
試験官もいないので、やろうと思えばいくらでもカンニングできます

一点注意点があるとすれば、試験開始時間。
「13時から13時10分の間に開始してください」と案内されます。
その前にブラウザの動作確認をしておきます。
もし、13時10分から試験を受けようと思って、動作エラーが起きたら試合終了です。
遅くとも13時5分には始めるようにしておくと良いです。

(其の六)試験時間が足りない。

今回、最も声を大きくして言いたいことです!

120分で小問226問、単純計算で1問あたり約30秒。
結構なハイペースで進めないと間に合いません。
わからないところがあったら、思い切って飛ばしましょう!

それぞれの問題の左上には「後で確認する」的なボタンがあります。
どうしても後から考えたい場合は、ボタンを押してお気に入り登録(?)しておきましょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
私の感想としては、G検定はやはり受けてよかったと思います。
技術の発展が目覚ましい現在、「人工知能」関連の知識は最低限必要です。
私にとっては、その知識を体系的に学ぶ良い機会になりました。

「次はE検定受ける!」と言いたいところですが、E検定はどうやら受検するまでに資格がいるらしく、それを取得するのに数十万円かかるそうです。
どうしようかな、、、

文:わたなべ